子どもの頃から映画が好きでした
小学生の頃は東映まんが祭り
中学生の頃は007シリーズ
高校生になってからは
市内にできた名画座で
あらゆるジャンルの映画を
観るようになりました
東京で過ごした学生時代は
古い映画を中心に年間100本以上
ある時、吉祥寺あたりの映画館で観た
古いスペイン映画に衝撃を受け
スペインという国にも
興味を持つようになりました
その作品は
「ミツバチのささやき」
(ビクトル・エリセ監督)
内戦後のスペインの田舎町を舞台に
幼い少女の目を通して描いた
現実と幻想の狭間のような作品です
以前からなんとなく
スペインという国に関心がありましたが
スペイン映画を観るのは
その時が初めてでした
その映像の静けさと
囁くように話されるスペイン語に
すっかり魅了されてしまい
この映画をきっかけに
スペイン語を学び始めました
好きな映画は他にもたくさんありますが
この作品は私にとって特別な1本です