私はあまり本を持っていません
読書家ではないので
そもそも本を読むことも少ないのですが
私の本棚にある文庫本は10冊程度
カバーもボロボロになった
古い本ばかりです
最近はKindleで読むことも増えたので
実際に本を購入することは
ほとんどなくなりました
映画は割と次々違う作品を
観たいと思う方ですが
本は すでに読んで気に入った作品を
繰り返し読むのが好きです
何度も読んでいるのは
江國香織さんの
「ホリー・ガーデン」と
「落下する夕方」
気に入った作品は
ストーリー全体が好きというより
好きなシーンや
好きな表現があって
それを何回も読みたくなるから
という感じで
つい繰り返し読んでしまいます
ストーリーの展開が分からない
ドキドキ感も
本を読む魅力かもしれませんが
私にとっては
ストーリーが分かっている安心感
映像化できるほど心に焼き付いた
お気に入りのシーン
それが本を読む時の大きな魅力です
旅の移動中に読みたくなるのは
必ずこの2冊
同じことを繰り返すのが
好きな私は
なかなか新しい世界が広がらない
かもしれませんが
"いつでも安心できる場所"のような
お気に入りの本があるというのも
悪くないのかなと思います